Wed, Nov 04

  • 22:00  私は受話器を置き、文字を書き付けた紙片を傍らの翻訳家に手渡す。翻訳家はそれを飲み込み、然るべき形に翻訳して私のほうへ差し出す。私はそれを見てひとつ頷き、翻訳家の首輪を外す。仕事を終えた満足感と戸惑いの混じる目の色で私を一瞥すると、最後の翻訳家は海へと還ってゆく。 #twnovel

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