Wed, Nov 11

  • 21:40  かつて友と遊んだ小川は枯れ果て、驅け囘つた草原はこげ茶色の土と化す。男は丘に登り、變はり果てた村を見下ろす、それだけは未だ變はらぬ櫻の木にもたれかゝる。―お前がこれを望んだのではないか― 櫻が語りかける。さうだ、私は間違つてはおらぬ。男は傍らの斧を握りなほす。 #twnovel

Powered by twtr2src