Wed, Oct 28

  • 21:00  龍はその死を目前に、一人の男に命じ少女の背に自分の姿を彫らせた。見た者はみなそれを欲し、男は不眠不休で彫り続けた。やがてその国の民は全て背に龍を持つに至り、持たないのは男一人となった。男は絶命寸前の龍の前で跪き、その鱗に自分の姿を彫り、龍の懐で共に死を迎えた。 #twnovel

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