Sun, Oct 25

  • 23:00  ゴミ出しのときにいつも会う奥さんの代わりにご主人が見えたのでどうかしたのかと尋ねると、ええちょっと体調が、という。それはお大事にと返す代わりに、透けないビニル袋持って来ましょうかと言うと、ご主人にへらと薄笑い。手に提げたビニル袋に透けて見える耳たぶのほくろは紛れもなく奥さんの。
  • 04:00  瞬きひとつする間に紡がれる数多の物語は、ただ人々の口の端に上っては消えゆくだけのひとときの慰みに過ぎない。これには上もなければ下もなく、優もなければ劣もない。紡ぐ者もまた同様。ただその本質のみを読み取り、楽しみ、忘れ去る。そのとき心中に去来する“何か”があれば、それだけでよい。

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