Sat, Oct 24

  • 19:00  このプールに飛び込む度、何かをひとつだけ持っていかれる。最初はキャップ、次はゴーグル、やがて水着に手をかけられ、鼻に指を突っ込まれ、髪の毛を引きずられ、眼球をえぐられそうになる。それでも私は飛び込み続ける。この痛みこそが、彼の、永遠の愛の証だと知っているから。 #twnovel
  • 12:00  君がいなくなって寂しかったので、ゴミ捨て場に捨ててあったひとがたを拾って“君”と名づける。君と二人で笑ったこと泣いたこと、楽しかったことけんかしたこと、いろんな思い出を語りかける。声が枯れてもなお語り続ける。ひとがたの“君”が君の記憶で満たされるまで。ねえ“君” #twnovel

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